「NEWS」カテゴリーアーカイブ

NEWS: Kazaguruma-Demo zum 7. Jahrestag von Fukushima

フクシマ7周年かざぐるまデモ
– 核の鎖を断ち切ろう!-

2018年3月10日13時より
ブランデンブルグ門/Brandenburger Tor-Pariser Platz, Berlin
::: 当日現地でかざぐるまを配布します:::

ブランデンブルグ門前にて13時より、今年もMad World Dance (Bodypoetことカズマ・グレン・モトムラとその仲間たち) 

Sayonara Nukes Berlinの創立メンバーの一人であるダンサー・振付師のカズマは自分をBodypoet(身体の詩人)と呼ぶ。彼は自分の身体で、踊りながら政治的、社会批判的なメッセージを表現します。彼のダンスパフォーマンスは私たちのかざぐるまデモではすでにもう「伝統」です。

毎年、違うテーマを捉えては、原子力エネルギーにまつわる複雑かつ多彩な問題点に批判的な光を投げかけます。今年も自分のダンスグループMad World Dance Projectを連れてくるBodypoetがデモでどのような身体の「詩」を見せてくれるのか、楽しみです!

 

デモ行進後の同場所でSympathetic Cardiogram、松崎大地によるライブペインティングと小野史敬によるパーカッションのパフォーマンスをそれぞれ予定しています。
松崎大地:大阪府出身。リズムとインスピレーションで筆が踊るポップスピリチュアルペインター。京都精華大学在学中からライブペインティングを始める。商店街イベント、祭、カフェ、美術館、ギャラリー、ライブハウスなど、様々な場所でパフォーマンスを行う。2012年から2014年4月まで世界一周、33ヶ国を旅しながら、各地でライブペインティグや壁画制作を行う。2016年10月より現在はドイツ、ベルリンで活動中。

小野史敬:打楽器奏者。日本の音楽大学を卒業し、現在ドイツにソロとオーケストラ音楽を学ぶため留学中。第14回PAS Italy Percussion Competition スネアドラム部門 優勝。またオリジナルの打楽器作品を発表するなど多岐に渡る活動を展開ている。


核兵器廃絶を求める国際キャンペーンICANは、
2017年にノーベル平和賞を受賞しましたが、核兵器は世界から消えたわけではありません。今でも、地球を何度も壊滅させるだけの核弾頭が世界には存在します。

脱原発の声はありながらも、2017年始めには世界31か国で計449基*の原子炉が稼働(または稼働可能状態)、2018年1月現在、ドイツではまだ7つの原子炉が稼働しています。日本にある原発54基はすべてフクシマの事故後停止されていましたが、市民の反対にもかかわらずすでに5基が再稼働しています。

原子力の民間利用と軍事利用は、同じコインの裏表であり、核の鎖でしっかり結びついています。核の鎖にはウラン採掘、研究用原子炉、ウラン濃縮工場、再処理工場という環が含まれ、最後に放射性廃棄物が残ります。いわゆる「原子力の平和利用」は、兵器として利用できる核物質を広める働きをしているのです。核兵器の廃絶と脱原発を求めるなら、この核の鎖全体を断ち切らなければいけません。

この核の鎖の環はどれも、何十万年も消えることのない放射性廃棄物やフォールアウトを生み出します。放射線は健康にとっても環境にとっても極めて危険で、何十年経った後でも、または世代を超えてがん、心血管疾患、代謝疾患、遺伝性欠陥などを起こします。そしてこの核の鎖が遺す放射性廃棄物には、適した保管方法は見つかっていません

広島・長崎の原爆投下から73年、チェルノブイリから32年、フクシマから7年が経った今、核の時代を過去のものとして葬るために、核の鎖を世界で断ち切ることが必至です!

私たちは次のことを求めます:
1.ウラン採掘を世界中で禁止する。ウランは地中に置いておくべきである。
2.核分裂性物質製造の停止。しかも兵器製造目的のいわゆるカットオフだけでなく、民間利用のための核分裂性物質製造も同様に停止する。
3.包括的核実験禁止条約を今こそ締結する*。
4.ドイツと日本は核兵器禁止条約を採択せよ。
5.すべての原発の停止と、新原発建設計画の破棄。
6.EURATOM(欧州原子力共同体*)契約を解消し、再生可能エネルギー促進契約に置き換える。

* 情報源: http://www.nuklearforum.ch/de/fakten-und-wissen/kernkraftwerke-der-welt
* 包括的核実験禁止条約はまだ未発効で、1963年の部分的核実験禁止条約しかまだ発効されていない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/部分的核実験禁止条約
https://ja.wikipedia.org/wiki/包括的核実験禁止条約
*EURATOM欧州原子力共同体は、原子力に特化した市場を創設して共同体中に原子力エネルギーを提供、かつ原子力エネルギーを開発して余剰分を非加盟国に売ることを目的とする。この共同体がEU内での原子力計画に対する融資制度を設けている。
参照: http://blog.ippnw.de/atomenergie-und-atomwaffen-unauflosbar-verbunden/

Website:
http://kazagurumademo.de/

主催:Sayonara Nukes Berlin
Anti-Atom-Berlin
Natur Freunde
共催:Greenpeace Energy
IPPNW Deutschland
Strahlentelex
Bürgerinitiative Luchow-Dannenberg
.ausgestrahlt
Rote Bete Berlin
LINKE Berlin
BUND
Coop Antikriegscafe
Kuhle Wampe Berlin
WOLF
ICAN
Deutsch-Japanische Gesellschaft Halle/Saalekreis eV

NEWS:2月24日かざぐるまをつくるワークショップ開催

工作をしながらの午後のコーヒーはいかがですか?3月10日に開催される「かざぐるまデモ – 核の鎖を断ち切ろう! -」で配るかざぐるまをみんなでつくります。お子さまコーナーもありますので、ぜひご家族やご友人をお誘いあわせの上、足をお運びください。

日時:2月24日 
13時から17時
 場所:Wolf Kino Studio, Wildenbruchstr.5, 12045, Berlin
 ※会場のWolf Kino StudioはWolf Kinoとは別の建物です。入り口はKinoの右隣にあります。


世の中ざわざわしていてよくわからないことが多すぎる、と不安を抱えて過ごしている方も、お茶を飲みながら気軽にああだこうだとお話ししましょう。ご希望の方には、今さら誰かに聞きづらい、在外選挙権(ドイツに居ながら日本の選挙に参加できる制度)についてやさしく説明してあるリーフレットと申請書を配布いたします!申請は実は選挙のない今がチャンス、、、!

★会場でも用意がありますが、針金を切ったり曲げたりするペンチ、はさみや千枚通しをお持ちの方がいましたら、ご持参いただけるとうれしいです。

Was ist die Kazaguruma DEMO?
かざぐるまデモって?

 Kazaguruma Demo
 zum 7.Jahrestag von FUKUSHIMA
 Sa.10.3.2018
 ab 13:00Uhr
 Treffpunkt:Brandenburger Tor-Pariser Platz, Berlin

 www.kazagurumademo.de

今年は5年目のワークショップ。毎年、老若男女問わずベルリン在住のみなさんがお手伝いしてくださいます。これまでの模様は私たちの過去のブログでご覧になることができます。

 ・2017年度 http://snbblog.sundayresearch.eu/?p=3567
 ・2016年度 http://snbblog.sundayresearch.eu/?p=2840
 ・2015年度 http://snbblog.sundayresearch.eu/?p=1602
 ・2014年度 http://snbblog.sundayresearch.eu/?p=765

大切なあなたの一票を海外から届けよう―在外選挙の呼びかけ

12787361_997543440294259_1591011421_o

日本国外在住のみなさん、在外選挙人登録はもうお済みですか?

※2016年に書かれた記事ですが、記事の終わりにある在外選挙を呼びかけるためのフライヤーをいつでもどこでも配布できるよう更新してあります。ぜひご活用ください。今回が間に合わなくとも、この機会にぜひ在外選挙への登録を。(2017年更新)

今年2016年の夏(6月下旬以降)に参院選があります。この参院選は、連日ニュースで伝えられているとおり、野党共闘初の選挙となり、自民・公明とそれ以外の党というかたちで二つの選択肢が明確に提示される選挙になります。私たちベルリン在住の日本人グループSayonara Nukes Berlin(SNB)は、今度の参院選を前に、みなさんにぜひ在外選挙制度を活用していただくよう呼びかけています。

今回の参院選で自公が2/3以上の議席を占めることになれば、憲法改正が現実となってきますし、川内原発や高浜原発につづいて他の原発も再稼働される可能性が出てきます。日本の未来がどうあってほしいか、今回の選挙を機会に海外からあなたの意思を票にのせて送りましょう。

申請から在外選挙人証を受け取るまでに2~3か月かかります。まだお持ちでない方は、ぜひ今から準備をし、夏の参院選に備えましょう。

申請の流れ(総務省ホームページより)

http://www.soumu.go.jp/senkyo/pdf/061025_02.pdf

在外選挙関連申請書一覧(外務省ホームページより)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/shinseisyo.html

さらに詳しい情報は下記Q&Aでチェック!

Nさん(81歳・ドイツ在住43年)のおはなし

nagaisan

『1970年代ドイツで「海外在住の日本人にも投票のチャンスを」という運動を一人で始め、日本に一時帰国した時に当時の自治省の担当者などに会って希望を伝えましたが、何年も何も起こりませんでした。そのずっと後になって、アメリカ在住の大勢の日本人の運動が実り、2000年から海外の日本人も投票できるようになりました。なかばあきらめていた私はすごく喜び、以来1度も棄権したことはありません。私たちは一票で日本の政治につながっているわけですから、この権利を海外でも行使するのはとても大切だと思っています』

 

在外選挙Q&A

Q. 日本と出てくるときに転出届をだしていないのですが、在外選挙人証を取得することができますか?

A. ①在外選挙人証を取得するには、まず市区町村役場に転出届を提出し、日本での住民登録を除籍しておく必要があります。転出届を行わないと日本国内の選挙人名簿に登録されたままとなるため、在外選挙人名簿に登録できません。

②転出届けは代理人でも可能です。代理申請に必要な書類は:

1.パスポートのコピー(出国した日付が確認できるページと、本人確認ができるページ)

2.出国してから14日以上たってしまった場合は、遅れた理由を一筆書いたもの(原則として、1年以上転出する場合は、転出届を出すのが義務なため。)

3.同じ世帯同居人が代理ではなく、一人暮らしだった場合、代理人は上記の書類のほか申請者の委任状の提出が必要。(様式は各市町村のホームページなどでダウンロードできます)

Q. 移転先でまだ在留届を出していないのですが。

A. 在外選挙人登録申請には、在住の地域を管轄する日本大使館または領事館等に「在留届」が提出されている必要があります(オンラインでも簡単に届け出ることができます)。在外公館に出向いて在留届を提出する場合、一緒に在外選挙証を申請することができます。

在留届について(在独日本大使館ホームページより)

http://www.de.emb-japan.go.jp/nihongo/konsular/001zairyu.html#zairyu

Q. 国民年金を払い続けるために、日本に住民票を置いてきたのですが。

A. 日本に住所がなくても国民年金を払うことができます。転出届を出す前に、年金課で「任意加入」の手続きをすれば可能です。

Q. 在外選挙人登録申請は郵便でもできますか?

A. パスポートの提示など本人確認が必要ですので、必ず本人が在外公館に出向く必要があります。

この他にもご質問などありましたら、どうぞお気軽に、sayonara-nukes-berlin@posteo.net までお送りください。

在外選挙呼びかけフライヤーを印刷用にダウンロードする ↓

在外選挙制度2017 呼びかけ更新版_表

在外選挙制度活用の呼びかけ_裏

 

Protestival 2016 Nuclear, Democracy and Beyond

Web_title

期間:2016年3月11(金) – 2016年4月26日(日)

今年2016年、福島原発事故は5周年、チェルノブイリ原発事故は30周年を迎えます。

Sayonara Nukes Berlin は、この二つの事故日である3月11日から4月26日までの7週間の間、「核エネルギーと民主主義」というテーマをめぐる各種のイベント -Protestival-を行なうことにしました。

福島とチェルノブイリの原発事故は決して過去の出来事ではなく、いつどこでまた同じような過酷事故が発生してもおかしくありません。私たちは、この二つの節目を機会に、あらためて核エネルギーの危険、世界中で核技術をめぐり日常で行なわれている差別、人権蹂躙の構造をもう一度思い起こし、市民に訴えていきたいと思います。

私たちが住んでいるドイツでは脱原発が決定しているとはいえ、いまだに8基の原子炉が稼動しています。世界中の原子炉が全基停止するまでは、地球上の放射性廃棄物は増える一方で、その処分方法がいまだに解決されていないばかりではなく、何十万年、百万年という信じられない時間の単位であらゆる生命を脅かし続けるのです。フクシマは日本だけの問題ではありません。チェルノブイリはウクライナの問題だけではありません。これは、すべて地球に生きる私たち一人一人の問題であり、脅威です。そのことを一緒に考えていくために、私たちはProtestivalを企画しました。一つ一つの催し物を通して、私たちはどのように生きたいか、どのような地球を子どもたちに遺したいか、そしてそれを実現するためにどのように社会参加が可能なのか、もう一度考える機会をもちたいと思います。

アート、音楽、パフォーマンス&パネルディスカッション、映画上映、写真展、そして毎年恒例のかざぐるまデモなど。

ぜひご参加ください。

詳細はこちら>> www.protestival.de

 

SNB2016-fin

 

アベ政治を許さない0815 / Nein zu ABEs Politik 0815

アベ政治を許さないSNB

”アベ政治を許さない”

日本では多くの憲法学者が憲法違反だと指摘し、国民の大多数が反対している「安全保障関連法案」が7月15日に強行採決されたことを受け、この安倍政権の暴挙に対し日本では作家の澤地久枝さんの発案で、この法案に反対する新しい試み「アベ政治を許さない」一斉行動アクションが行なわれました。日本の第2次世界大戦の終戦記念日である、本日8月15日ドイツ時間の14時 、ドイツのさようなら原発デュッセルドルフの呼び掛けに賛同し、私たちSayonara Nukes Berlinもこのプラカートを掲げて連帯の意思を表明します。

——————————————————————————————————————————–

こちらの写真は、8月1日に行われたSNBの親睦会で撮影されました。

親睦会の中では、来年の3月、チェルノブイリ30年フクシマ5年の節目にベルリンで何ができるだろうか、参加した一部のメンバーでざっくりと意見を出し合うなどもしました。

私 たちは現在20人程のバラエティ豊かなボランティアスタッフで成り立っています。私たちは、老若男女問わず、ごく普通の主婦や学生、社会人の集まりです。 設立当時からの理念で、「原発をはじめ、社会の様々な問題について考え、活動していく事と同じように、メンバーそれぞれの日常生活、仕事、学業なども大切 にしていきたい」そんな思いから、メンバー各自がそれぞれのできる範囲内で参加しています。ベルリンにお住いのみなさん、私たちと一緒に活動してみません か。

グループの活動に関する質問なども合わせて、どうぞお気軽にご連絡ください!R
E-mail: info[at]sayonara-nukes-berlin.org
Facebook:https://www.facebook.com/sayonara.nukes.berlin
Twitter:https://twitter.com/NoNukesBerlin

かざぐるまデモ2015

かざぐるまデモ2015・ドキュメンタリー動画できました!

3月にベルリンで行ったかざぐるまデモのドキュメンタリーができました! こんな立派なものができてしまうなんて、予想していませんでした。 そもそも私たちにはそんなお金も自作するスキルもがない。。。 では、なぜできたかというと。 デモで使う風車を製作するワークショップをボランティアの人たちと行っていたときのこと。 メンバーのS子ちゃんのつながりで、アメリカ人男性アーチーさんがワークショップに来てくれました。 ワークショップの終わりころに自己紹介して、名刺をいただいたら、プロデューサーとある。 へえ、そんな人もかざぐるまデモに関心を持ってくれるなんて、うれしいな、くらいでその日は終わりました。

さて、デモの当日の映像記録を去年してくれた人が、今年は都合がつかずできないとのこと。 さて、困ったな。。。 「アーチーさんに聞いてみたら?」とのS子ちゃんのアドバイスにコンタクトを取ってみたら、「喜んで協力するよ!」と快諾してくださいました。 当日、ブランデンブルク門の前に2台のカメラでチームで来てくれたアーチーさんを見てびっくり。え?そんなすごいカメラで撮るんですか。

そしてデモから数ヶ月。 「とりあえず、こんな感じで作ってみたけど、どうかな。」 え!なんかすごい。ここまで期待していなかった!いい感じ! さて、そこからが長旅。 内容について、何度もディスカッション。 映像が決まったら、今度は何度も言葉を吟味しての字幕の翻訳と打ち込み作業などなど。 何度変更があっても、絶えず忍耐強く引き受けてくれ、時に逆に私たちを励ましてくれた紳士なアーチーさん。 15分の映像でこんなに大変なら、長編映画などはさぞ大変だろうと、映像制作の大変さを学びました。

そして完成したのが、こちら!

https://youtu.be/9awBgwV0BSc  日独英字幕

https://youtu.be/l2zl6Kgmqws Closed Caption(聴覚障がい者用)の字幕

私たちのデモも普通の人たちが集まってやっているデモなので発展途上ですが、 プロのアーチーさんやアーティストの方々みなさんが、思いを共有し無償で協力してくださいました。 これからも私たちなりのスタイルで、未来のために、原発反対の声を上げ続けていきます。

字幕打ち込み作業中!
字幕打ち込み作業中!

http://elevenfox.de/

http://kazagurumademo.de/

経産省前テントの危機と木内みどりさんから届くバナー。

国会議事堂周辺で続けられている金曜デモでもおなじみの経産省前テントがいよいよ撤去の危機に迫られています。明日の2月26日に結審となるようです。

こちらのテント前広場には、SNBメンバーもたびたび訪れては交流をはかってきました。過去のブログ「かざぐるま@金曜デモ!」でも触れています。日本での原発反対運動のともし火が消えないよう、みなさんからの抗議と支援のメッセージをお願いします。

詳細は以下のフライヤー(日・独文)をご覧ください。自由に拡散してくださって結構です。

Japanese テントチラシ D (neu) テントチラシ・2015・02・19

Germany テントチラシ・2015・02・19

B-lmpLHUMAEBbmY

木内みどりさんから戴いたお写真、経産省前にて。

また、折しも今年の3月7日のかざぐるまデモに向けて、女優の木内みどりさんが自費で製作された経産省前テントとお揃いのバナー「DON’T FORGET FUKUSHIMA」が贈られることになりました。この場を借りて今一度お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。みどりさんの熱い思いがあふれるブログ木内みどりの発熱中!「次から次へと伝えたいことが…」の後半にも書かれています。

Sayonara Nukes Berlinがベルリンの地で独自にデモを立ち上げて3年目を迎えようとしています。日本とベルリン、脱原発を目指してどんどんみんなの気持ちがつながって行きます。頑張れ経産省前テントひろば!R

2015年3月7日はベルリンかざぐるまデモ

 

「会津磐梯山」リミックス募集!

 

a3372827158_16  

Sayonara Nukes Berlinでは、2015373回目となる反原発アクション「かざぐるまデモ」を行います。

テーマは「福島を忘れないで」。

今回は、福島原発事故の教訓を忘れず、原発に頼らない安全な未来をめざそう!という思いと福島の文化への敬意をこめて、福島伝統芸能のひとつ「かんしょ踊り」でベルリン市内を踊り歩きます。

この踊りに使われる曲は福島民謡「会津磐梯山」です。シーンの中で歴史を作り上げたクラブがあり、伝説的なフェスティバル「Love Parade」の発祥の地ベルリンで、一見古臭く思われてしまう民謡もクールなダンスミュージックになるんだ、とプレゼンできないものか?と考えました。

音楽のジャンルは問いません。そんな私たちの思いを実現してくれるような、「会津磐梯山」リミックスバージョンを大募集します!

「会津磐梯山Sayonara Nukes Berlin version を作成しました。下記サイトでサンプルが視聴できます。

https://soundcloud.com/sayonara-nukes-berlin (Wave file)

http://www.mediafire.com/listen/k9bvdw1d0kx96p8/会津磐梯山_(Aizu_Bandaisan)_.mp3(MP3 file)

こちらのヴァージョンで利用されているデータを無料配布いたします。

下記より編集用サンプル全データがダウンロードできます。このデータをお好きなようにご利用ください。

オーディオデータ(90BPM48KHz

MP3ファイル

http://www.mediafire.com/download/b2cslc706wncdsy/Aizu_Bandaisan_Audio_Files_for_Remix_(mp3).zip

Wavファイル

http://www.mediafire.com/download/e7uh9adfvy55ffx/Aizu_Bandaisan_Audio_Files_for_Remix_(WAVE).zip

 MIDIファイル

http://www.mediafire.com/download/xvorgxgxvs9busr/aizubandaisan_17.01.2015_midi_data.mid

応募条件は、かんしょ踊りを踊れる、5分以内のパワフルなダンスミュージックであることです。

MP3もしくはWAV,AIFF等のステレオデータをDropbox等のダウンロードサービスのリンクを下記メールアドレスまでご送付ください(メールに直接データを添付されますと容量の関係で受信できません)。

info@sayonara-nukes-berlin.org

ご応募いただいたデータはデモ当日にご協力いただくDJの方に演奏していただきます。著作権フリーで利用させていただける作品のご応募をお願いします。

ベルリン在住の有無は問いません。またベルリン在住者で当日作品とともにライブで演奏したいという希望のある方はあわせてご相談ください。

締め切り2015年2月27日
お問い合わせ  info@sayonara-nukes-berlin.org   担当:長針 

もっと会津磐梯山やかんしょ踊りについて知りたい方は下記リンクを参考にどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=8bRH72OIS4A

https://www.youtube.com/watch?v=ph9kgmP_rwM

https://www.youtube.com/watch?v=fsvNT9frQy0

https://www.youtube.com/watch?v=Wjqe_laTIYo

https://www.youtube.com/watch?v=1wKlZaPOoD4

https://www.youtube.com/watch?v=6GES91gKwBM

https://www.youtube.com/watch?v=krRAHitkJcQ


 

flyer front klein

2015年3月7日(土) 13:00から ブランデンブルク門前

福島の原発事故から4年、“福島を忘れないで!” の思いをこめて

今年も「かざぐるまデモ」やります

福島の原発事故からもうすぐ4年が経とうとしている今、次第にあの惨事が人々の記憶から薄らいできつつあります。でも、福島の事故は終わっておらず、まだまだ続いています。

原発を再稼動しようとし、海外に原発を輸出しようとする日本は、大きな負の遺産を未来の世代に引き継がせることになります。私たちはそのことをこのまま傍観していてよいのでしょうか?

Sayonara Nukes Berlinは、Anti-Atom-Berlin、NaturFreundeとともに、ドイツから日本と世界に向けてNOと声を上げるため、そして日本の反原発運動に連帯するため、今年3度目となる「かざぐるまデモ」を実施します。
※SNB主催のデモは本年度で3度目、かざぐるまデモは昨年度より続けています。

今年のデモの特徴は、かんしょ踊り!

福島の民謡「会津磐梯山」のリミックスの音楽に合わせた「かんしょ踊り」でブランデンブルク門からベルリンのメインストリートを練り歩きます。

ステップは簡単、誰でも楽しく踊れますので、踊りの参加も大歓迎です。

そして核のない未来を求める願いを象徴してかざぐるまを回します。

一緒に踊って、かざぐるまを回し、さわやかな風を吹かせましょう!

 

※かざぐるまはデモ当日にも配布します。   http://kazagurumademo.de/ 

かんしょ踊りとは? 

会津の伝統芸能「民謡」の代表格「会津磐梯山踊り」の起源と云われる「かんしょ踊り」。「かんしょ」とは会津弁で「一心不乱、無我夢中になる様」を意味し、まさに言葉通り、当時は若者を中心に朝まで踊り明かしたそうです。(かんしょ踊り保存会ホームページより)

踊りの様子はこんな感じです :https://www.youtube.com/watch?v=ofDNxVGFpC0

info[at]sayonara-nukes-berlin.org

2015年かざぐるまデモに向けて 花火をリサイクルしよう

あけましておめでとうございます。今年も原発のない世界を目指して楽しく活動していきましょう。

さて、ドイツでは大晦日にいたるところで花火が打ち上げられます。日本の夏の花火大会のような立派な花火を打ち上げる大掛かりなイベントもありますが、多くの人は近所の公園や道で花火を打ち上げます。その際の花火というのは、日本で夏に子供が遊ぶようなかわいらしいものではなく、ロケット花火のような派手な音のするものが多いです。大晦日にうるさい花火をする理由は、悪霊を追い払うためだと言われていますが、実際のところは悪霊云々関係なく、普段できないドンちゃん騒ぎを楽しむイベントです。

花火を売る期間や、売っていい花火の種類や、花火を打ち上げてはいけない場所などの規則はあっても、それが守られるかどうかは別の話。特にベルリンの中心部は、大晦日の夜はまるで戦場のようになります。そして、「自分の出したゴミは持ち帰る」というルールが頭にない人々がところかまわず飛ばした花火の残骸で、11日は一年で一番街が汚い日となります。当然のことながら、大晦日の夜はドイツの空気が一年で一番汚い日でもあります。また、この大騒ぎを怖がってしまうペットや、小さな子供がいる人にとっては、大晦日をどう乗り切るかというのは心配の種でもあり、大晦日の喧騒から逃れるための特別なホテルや花火の打ち上げができない地域(自然保護区、歴史的旧市街地など)で年を越す人もいます。

この動物にも子供にも優しくない上に大気汚染と土壌汚染とひょっとしたら水質汚染をも引き起こし、大量のゴミをばら撒き、今回も死者が出たドイツの大晦日。その元凶(ああ、この人はドイツの大晦日が本当に嫌いなんだと諦めて続けて読んでください)のロケット花火ですが、これには、なかなか丈夫な長い木の棒がくっついています。前回の風車デモでは、この木を柄に使った風車もあり、リサイクルという視点からもすばらしいという声がありました。今年の3月のデモについては、近々詳しい情報をアップする予定ですが、今年も風車を用いたデモをベルリンで行う予定です。その際にまたこのリサイクル素材を使いたいと思っているので、集められる人は集めて下さるとありがたいです。

ロケット花火はこんな感じ。Exif_JPEG_PICTURE

柄の長さはいろいろあります。できるだけ長くて丈夫できれいなものがいいです。

 

 

 

Exif_JPEG_PICTURE

 

 

柄の先に火薬の入っていた筒状のものがくっついています。これは要りません。花火の種類によって、簡単に取れるものから、しっかり柄に固定されいるものまでいろいろです。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE

 

 

これは簡単に取れる種類。柄に紙で固定されているのでそれを破れば大丈夫。手で触らなくても、その辺にコンコン打ちつけていると取れる場合もあります。

 

 

 

家の近くの公園でせっせと集めていたら、ゴミ収集車に乗ったお兄さんに「何でその棒を集めてるのか教えてくれない?もう4人も集めてる人を見たんだよ」と声をかけられました。「これをリサイクルして工作に使うんだよ」というと納得した様子。「集めてたのは日本人みたいな人たちだった?」と聞くと、「いや、普通のドイツ人みたいな人たちだったよ」とのお答え。デモの関係者か、それとも違った理由で集める人がいるのか?!

そして、ワサワサと棒を担いで家に帰る途中、東欧訛りのおばちゃんにも、その棒で何をするのかと聞かれました。「これで工作するんだよ、もったいないと思わない?こんな丈夫な木の棒がみんなゴミになっちゃうなんて。」というと、そうだそうだ、いい考えだと褒められました。

ということで、みなさん、堂々とロケット花火をリサイクルしましょう。エコロジーの原点は「もったいない」の精神です。ゴミを減らすことや、ゴミを出さない工夫をするのも、環境を守るのに大事なことです。そんなメッセージもデモを通して伝えられたらいいなと思います。

それでは今年もSayonaraNukesBerlinをよろしくお願いします。

7月24日 第600回FUKUSHIMA Mahnwacheのお知らせ

フクシマの事故が起きてから、毎週月・木とずっと続けられてきたベルリンの首相府前の脱原発警告デモである1時間のMahnwacheが、7月24日で第600回目を迎えます。
(Mahnwacheというのは集まって立っているだけのデモの事で、ここでは一般的なデモ)

今いちど、わたしたちの国の現在の状況を考えてみてください。そして、日常生活のたった1時間で良いので、この警告活動にお集まりいただければと思います。R

日時:7月24日木曜日 18時ー19時首相官邸正門集合

梶村さんのブログでも、この活動が詳しく紹介されています。
「明日うらしま:ベルリンから脱原発エネルギー転換最新情報/書評・コラム・警告行動600回記念予告」
http://tkajimura.blogspot.de/2014/07/blog-post_17.html