かざぐるまワークショップ2014@WerkStadt

2月22日の土曜日、ベルリンには冬の片鱗もなく快晴が広がり、気持ちの良い陽気に恵まれた。この日は、「風車をひとりで作るのはちょっと。。」の声にお応えする形で、おなじみのWerkStadtをお借りして、風車ワークショップを開催。(かくいう私も、材料揃った後もなかなか工作に踏み切れず、画家の磯さんを呼んで試作に挑戦したのだった→風車をめぐる冒険①

デモへの参加の是非を問わず、とにかく気軽に参加してほしいとの考えから、ベルリン在住のパティシエ油田美里さんによる〝美味しいケーキで休日の午後のお茶の時間″のもてなし付き、子供と遊ぶのが大好きなメンバーが紙芝居や絵本を持参して読み聞かせるなども試みた。こうした協力の甲斐もあって、日頃、鬱々としたニュースに心を悩ませる来場者らも、この日は一様に朗らかに。

たくさんの来場者に恵まれ。

油田美さんのご用意くださった絶品ケーキは当然完売。売上金から材料費を差し引いた残りを私たちの活動に寄付してくださいました。ありがとうございます。

子供たちに囲まれて楽しそうなスタッフ。(ご来場のすべてのお子様の写真の使用許可を得ていないので、我が家の次男)

Anti Atom Berlinでなんと風車用の工作用紙を大量作成!切込み線などがついて、子供たちの工作がはかどった。

150本は作ったかな。時間いっぱいまで風車製作に精を出してくださったご来場のみなさん、本当にどうもありがとう。我が家の廊下の一部が色鮮やかにふさがれています。

この日、録音機片手のArbeitsgemeinschaft Schacht KONRAD e.V. のユリアーネから急遽インタビューを受ける事になり、日本の現状や、311以後の情勢の変化などについて話しながら、目頭が熱くなりうっかり涙声になってしまう。実際に日本にいない私が日本を語る資格があるのかすらわからない。しかしながら私も先日の都知事選の結果や、福島第一原発が流し続ける汚染水のニュースなどに落胆を隠せない日々を送っている。自分の故郷の状況を無視できない。そんなもやもやする気持ちでいっぱいだったせいかもしれない。

ワークショップでたくさんの方の支援を受け、風車を作りに立ち寄っていただき、春の空同様、気持ちがあたたかく晴れた。来場のみなさん、本当にありがとう。

Product DesignerのTakehito Okunoさんが、家具製作の際に出る木材の余りを、風車の持ち手に加工を施して寄付してくださいました。

Okunoさんどうもありがとう。

Okunoさんの家具はどれも木の個性を生かしたものばかりで本当に素敵。

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写真協力: Tsukasa Yajima

〝連帯をもとめて″鎌田慧氏からのメッセージ。

「さようなら原発1000万人アクション」の呼びかけ人であり、ジャーナリストでノンフィクション作家の鎌田慧氏より、今年の3月8日に予定されているベルリンでの反原発デモに向け、メッセージをいただきました。私たちは遠く故郷を離れても、家族や友人をはじめとする故郷に住む人々と同じ気持ちでつながることができる。安全で平和な社会を目指して、世界中で脱原発。R

鎌田さん、ありがとうございました。

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連帯をもとめて

鎌田慧 

わたしたち、日本での脱原発を目指して運動している市民は、ドイツ政府の脱原発の決定と自然エネルギーへの転換政策を21世紀初頭に現れた勇気ある決定と考え、支持しております。そして、ドイツの人たちの決定が世界から孤立しないように、日本での脱原発運動の拡大と政府に脱原発政策を決定させるための運動を強めています。

わたしたちは、福島原発三炉連続メルトダウン事故から三周年を迎え、3月8日、福島県で三カ所で集会を開催いたします。さらに翌9日から東京、青森、静岡、山口、鹿児島など各地で、「さようなら原発、再稼働反対」の集会とデモを開催いたします。

安倍内閣は、いまだ福島の事故が収束しておらず、放射能水が海に流れそそぎ、14万人もの人々が故郷に帰れず、生活が疲弊しているんもかかわらず、また全面停止状態の50基の原発を再稼働させようとしています。

地震大国での、この殺人的な政策に対して、わたしたちは、絶対反対の声を挙げ、再稼働を止める闘争を準備しています。

遠く離れたドイツで闘っている市民のみなさん。わたしたちは、原発に反対する世界のひとたちと手をむすんで、原発と核兵器の恐怖から解放された、平和な世界をつくるまで、ともに連帯して闘いましょう!

(さようなら原発1000万署名運動市民の会呼びかけ人)

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鎌田慧
1938年青森県生まれ。早稲田大学文学部卒。日本のルポライター、ジャーナリスト、ノンフィクション作家。

鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る http://nomorewar77.blog.fc2.com/

主な著作:
『自動車絶望工場』(講談社)
『反骨――鈴木東民の生涯』(講談社、新田次郎文学賞)
『六ヶ所村の記録』(岩波書店、毎日出版文化賞)
『さようなら原発の決意』(創森社)
『鎌田慧の記録』全六巻(岩波書店)
『日本列島を往く』全六巻(岩波書店)その他多数

原発メーカー訴訟。

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1月27日、巷で話題となっている「原発メーカー訴訟」の発起人である崔 勝久氏にお会いし、この度の訴訟についての経緯を伺う事が出来た。崔氏は大変穏やかな紳士で、現在の彼からはその波乱万丈な人生はおよそ垣間見えない。人一倍苦労された経験が、さらに多くの人々の苦しみや悲しみをはかり知るための彼の叡智を養ってきたのではないかと心に強く感じた。

今回の訴訟は、一般市民が世で初めて原発メーカーそのものを訴えるという試みだ。世界中から原告を募っているが、その資格は福島第一原発事故による精神的なショックを受けた者とある。私にも当然、権利がある。自らをRock’n’ Lawyerを名乗る島 昭宏氏をはじめ、ベテランの河合弘之氏や海渡雄一氏と若手を中心とした18名の弁護団が、力を合わせて日立・東芝・GEと云った原発メーカー各社に対峙し挑む事となった。当初、弁護士料などの経費も合わせ一般から募っていたが、思うように集める事が出来なかったと云う。その額は次第に少なく設定されたものの裁判の謝礼を支払えるようなゆとりは生まれず、崔さんから詫びいれたところ、弁護士一同「お金など要りません」との回答があったと云う。現在では国外からは年間2000円の原告手数料を問わず、2月末の締め切りに向け、署名のみを集めている。

原発メーカー訴訟A3チラシ(ワード版)K3

⋆裁判のための署名は直筆でなければならない為、こちらの用紙に必要事項をご記入の上、以下の住所までご郵送いただきたい。

  送付先:〒166-0003杉並区高円寺南1-18-14 高南レジデンス 102 原発メーカー訴訟の会

■詳細、Q&AはコチラのHPにて http://ermite.just-size.net/makersosho/index.html

■ Facebook https://www.facebook.com/NNAFJ

最新の呼びかけ文は以下の通りである(チェーンメールより抜粋)

原発メーカー訴訟・原告募集中!

 「原発メーカー訴訟の会」では、2014130日に、福島第一原発の原子炉メーカー3社(日立・東芝・GE)を相手取った訴訟を、東京地裁に提訴します。

 2011311日に発生した福島第一原発の巨大事故は、かつて我々が経験したことがない規模で放射線被害を拡大させ、世界中の人々を震撼させました。そして現在、東京電力に対し数多くの損害賠償請求訴訟が提起されています。しかし、自動車の排気ガスによる喘息被害に対して、運転手や所有者以上にメーカーが賠償責任を問われるように、原発事故被害については、電力会社だけではなく、原子炉メーカーも当然に責任を追及されるべきです。ところが、メーカーはこれまでほとんど非難の対象とさえされていません。その原因は、原子力損害賠償法が電力会社のみに責任を集中させる制度を採用しているためです。しかも、原子炉メーカーは、これをいいことに、今では海外への輸出によってさらなる利益拡大を図っています。責任集中制度は、まさに原子力産業保護を優先する不合理な構造を作り出しているのです。ここには、いかなる正義も存在しません。私たちは、このような極めて不合理な原子力産業保護構造の修正を迫るために、本訴訟を提起することとしました。


【弁護団】 島昭宏、小野寺利孝、吉田理人、片口浩子、吉田悌一郎、鳥飼康二、櫻井宏平、谷田和一郎、伊倉秀知、河合弘之、海渡雄一、只野靖、山添拓、青木秀樹、寺田伸子、岩永和大、奥山倫行、山本行雄、笠原一浩、小林哲也、村夏美、林良太

【呼びかけ人】 三宅洋平(ミュージシャン/選挙フェス)、鎌田慧(さよなら原発1000万人アクション)、米谷ふみ子(芥川賞作家・画家、アメリカ在住)、宙也(ロック歌手)、TOSHI-LOW(ミュージシャン・BRAHMAN)、難波章浩(ミュージシャン・Hi-STANDARD)MAGUMI(ミュージシャン・LA-PPISCH)、佐藤タイジ(ミュージシャン) 、飯田哲也(環境エネルギー政策研究所・所長)、満田夏花(国際環境NGO FoE Japan)、井戸川克隆(前双葉町長)、中嶌哲演(福井明通寺・住職)、丹羽雅代(アジア女性資料センター代表)、アイリーン・美緒子・スミス(グリーン・アクション)、佐藤潤一(グリーンピース・ジャパン事務局長)、川崎哲(ピースボート共同代表)、田中三彦(元「日立」原発技術者、前福島事故国会事故調査委員会委員)、後藤政志(元「東芝」原子力プラント設計技術者)、藤原節男(元「三菱重工業」原発設計技術者)、髙木久仁子(高木仁三郎市民科学基金・事務局長)、山田清彦(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団)、石丸初美(玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会・原告団長)、斉間淳子(八幡浜・原発から子供を守る女の会)、木村公一(脱原発いとしまネットワーク、牧師)、牧野時夫(泊原発を止める会 農民音楽家)、清水敏保 (上関原発を建てさせない祝島島民の会・代表)、伊藤英雄(脱原発かわさき市民の会)、小木曽茂子(さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト)、武藤類子(ハイロアクション福島)、内藤新吾(原子力行政を問い直す宗教者の会、牧師)、渡邊英俊(移住労働者と連帯する全国ネットワーク・共同代表、牧師)

【呼びかけ団体】 日本消費者連盟、 原子力行政を問い直す宗教者の会、日本環境法律家連盟(JELF)、原発さよなら四国ネットワーク、緑の党 eシフト、東電株主代表訴訟、ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン

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原発メーカー訴訟、130日に東京地裁に提訴しました

■ Fukushima: Landmark Lawsuit filed
against General Electric, Toshiba and Hitachi (nsnbc international)

http://nsnbc.me/2014/01/30/fukushima-landmark-lawsuit-filed-general-electric-toshiba-hitachi/

 ■ About 1,400 people filed a joint lawsuit….(abc NEWS) 

http://abcnews.go.com/International/wireStory/hundreds-sue-makers-fukushima-nuclear-plant-22294761

 ■朝日、東京、毎日の記事

http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/126b.htm

訴状162ページ、証拠はとりあえず本2冊を含む14号証まで。
原告は海外357名を含む1415名。第二次訴訟に向けて、さらに2月一杯原告募集します。