次に緑の党のSylvia Kotting-Uhl氏が演説予定だったが、キャンセルとなったため、IPPNWのドイツ支部代表Alex Rosen氏が医者の立場から話をしてくれた。彼は原稿を持たずに演説したので私の記憶だけで心に留まったことを書き留めたい。チェルノブイリではソ連はあらゆる過ちを犯したのは確かだが、それでもただ一つこのことは彼らも認めて実行した。つまり、放射線被害の高いところは、除染などはできないため、そこには住民はこれからそこに住まわせることは何百年先までできない、ということである。そこでソ連は、線量の高い場所の住民を別の場所に避難させた。日本は、そのことを認めようとしない。除染ということが可能であるということにして、多大な費用をエネルギーと時間をつぎ込んで、除染を行ってきた。そもそもはそこが問題である。山や森などは除染は不可能だし、土をそぎ取ってもその土をどこに隔離して保管するかということもしっかり行われていない。「除染」しても、一度雨が降ったり風が吹けば、山や森からすぐに放射能が吹き飛んでくるので、無意味だ。ことに、聖火リレーをJヴィレッジで始めたいためもあり、双葉の一部で今避難解除が行われたが、ここではGreenpeaceが線量の高いホットスポットをたくさん見つけており、それを指摘してまた除染しても、1メートル離れたところでは高い線量がまた見つかる、というもぐら叩きのような感じである。そういう場所に子どもたちを応援に連れていく、または若い選手を連れてきてリレーさせる、ということが非常に問題である。それから、ゆうの演説で一つだけ反論したいのは、FUKUSHIMA is under controlと安倍首相が言ったのは、彼の目からすれば「フクシマは政府を含めた原子力村によって見事に制御、抑制されている」という意味においては正しい、ということだ。彼らは今でもうまく「コントロール」している。それを変えていかなければならない、というようなことをAlex Rosenは明快に話してくれた。
Morgen jährt sich wieder einmal die Reaktorkatastrophe von #Fukushima. Die Regierung in Tokio darf nicht zur Tagesordnung übergehen, sondern muss die Energiewende in #Japan vorantreiben. @greenpeace_nrg war deshalb mit auf der Protest-Demo am Wochenende in Berlin. @NoNukesBerlinpic.twitter.com/tF5YA6o3Eu
— Green Planet Energy eG (@GreenPlanet_nrg) March 10, 2020
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